ユーザーニーズに合わせ 機能を拡張できる
内視鏡プラットフォーム
VISERA ELITE III は、
従来のオリンパスの外科用内視鏡システムの利点を統合した
内視鏡プラットフォームです。
異なる診療科での機器共有を可能にするとともに、
お客様のニーズに応じて機能をカスタマイズすることができます。
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さまざまな観察に対応した
オールインワンシステムVISERA ELITE IIIは、4K/3D/IR観察の機能を1つのシステムに統合することで、手術室間で1つのシステムを標準化することができ、操作やトレーニングの効率化に貢献します。各診療科における病院内の他の機器や設備と連携し、多職種で機器を共有することにより、手術室のスケジュールの柔軟な編成や機器の使用率を高めることが可能です。
- ビデオプロセッサー
- LED光源装置
- 4Kカメラヘッド
- 4K液晶モニター
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CF形への適応
MICS(Minimally Invasive Cardiac Surgery)をはじめとする心臓近傍の手術では、一般外科手術よりも厳しい安全基準(CF形)が要求されます。VISERA ELITE III(OTV-S700)とカメラヘッド CH-S700-XZ-EAはCF規格に適合しており、絶縁機構を組み込むことで、患者さんへの漏電を回避します。
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装着部分類
患者漏れ電流
適応部位
外部からの
電流流入保護BF形装着部
0.1mA
体表のみ
フローティング
CF形装着部
0.01mA
心臓直接適応
フローティング
- 4K
- IR
- 3D
- NBI
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高精細な4K映像
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より精密な臨床画像を実現するTrue 4K画質
4Kカメラヘッド CH-S700-XZ-EAコンティニュアスオートフォーカス(C-AF)とIR観察機能を搭載。オートクレーブにも対応したコンパクトなTrue 4Kカメラヘッドです。
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ピント調整からの解放
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C-AF(Continuous Auto Focus)
オートフォーカス(AF)は画面中央部のAFエリアに対して、焦点を合致させるように作動します。C-AFの設定をONにした場合、カメラヘッドのアクチュエーターが動作しつづけることで、AFエリアに対する連続的なフォーカス調整が自動的に行われることになり、手術中のフォーカスフリーな観察が可能となりました。
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EDOF(Extented Depth of Field)
EDOF(被写界深度拡大)機能は、高精細な4K映像をそのままに視野範囲を広げ、より正確な診断と精緻な治療をサポートします。従来のカメラヘッド*の課題であった画像のボケや歪みを解決し、より深い被写界深度と鮮明な視野の実現に貢献します。
*CH-S400シリーズ
IRゲインコントロール
蛍光部分の3段階のゲインコントロールにより、術者に合わせて蛍光部分の強度を変更することが可能です。
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ゲイン:低
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ゲイン:中
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ゲイン:高
※胆嚢モデルを用いたシミュレーション画像です。
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YE(Yellow Enhance)モード
YEモードは新たに追加された機能です。生体内に存在する黄色色素を含む組織を、内視鏡システムの色域調整によって強調表示します。これにより脂肪組織とそれに囲まれた、神経、動脈、尿管、胸膜などの視認性向上が期待できます。
- A New World of 3D
ハイクオリティー3D映像
手技に応じた最適なスコープの選択ができるよう、特長の異なるHD画質の高精細な3Dスコープを2種類ラインアップ。
学術情報
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VISERA ELITE III 関連コンテンツ
VISERA ELITE III に関連する手技動画などの学術情報はこちらから閲覧できます。
- PICK UP
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ENDOEYE FLEX 3D
先端湾曲ビデオスコープ LTF-S300-10-3D安定かつスムーズな視野展開を可能にする直感的な使いやすさ
・ハイクオリティな3D観察が可能な先端湾曲ビデオスコープ
・ジョイスティックハンドルの採用