ディスポーザブル持針器 SutuArtが、
自由度の高い粘膜欠損部の縫合手技をサポート
より自由度の高い内視鏡下の縫合手技をサポートする専用設計
SutuArtの専用設計が、内視鏡下における粘膜欠損部の縫合手技に必要な縫合針や縫合糸の把持、操作を可能にします。一般的な内視鏡処置具と同様に回転や開閉などの操作ができ、SutuArtのコイルシースは、ターゲット組織の穿刺や針先の方向のコントロールに必要なトルクを伝えることができます。 またハンドルの回転やロック機構を使うことで、縫合針や縫合糸の把持、固定、牽引、開放が行えます。専用設計の把持面により、縫合針や縫合糸を確実に把持することができ、縫合糸や縫合針の任意の部分を掴んで牽引し、内視鏡下で粘膜欠損部の閉鎖に貢献します。
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縫合手技に適した特殊コイルシース
SutuArtは特殊なコイルシースが採用されており、ハンドルの回転操作によって、組織への穿刺に必要な捻りの力を先端部まで伝達することができます。 SutuArt本体の進退操作や回転操作で針先を刺入点から刺出点まで誘導をサポートすることができ、針の引き抜きや組織や粘膜へのスムーズな再穿刺にも貢献します。内視鏡の先端と針先との距離や、針先の方向の容易なコントロールをサポートします。
縫合針と縫合糸の把持に最適化された独自の鉗子設計
針糸把持面は独自の設計により、把持した縫合針の角度が、縫合作業中にずれたり外れたりすることなくより確実な固定をサポートします。また、縫合糸や縫合針の任意の部分を掴んで牽引し、内視鏡下で粘膜欠損部の確実な閉鎖に貢献します。
ロック機構
操作部のハンドルにはラチェット機能が内蔵されており、ロック機構により縫合針の把持状態を維持する事ができます。そのため、助手が回転操作中にスライダーから手を放してしまっても、縫合針を把持した状態を維持したまま回転操作をすることが可能です。
把持力の調整
スライダー操作でSutuArtの把持力を少し緩めることによって、縫合針を完全に離さない状態で仮締めができ、針の起立角度を調整することができます。
学術情報
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SutuArt関連コンテンツ
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製品仕様
モデル名 | FG-260L | FG-260Q | |
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先端の形状 | |||
挿入最大外径(mm) | φ2.6 | ||
有効長(mm) | 1650 | 1950 | |
開き幅(mm) | 2.5 | ||
組み合わせ可能な当社内視鏡 (右記の要件を満たす処置用内視鏡) |
有効長および機種 | 1200mm以下 GIF |
1500mm以下 GIF、PCF(L長を除く) |
チャンネル径(mm) (表示色) |
φ3.2mm以上 (イエローまたはオレンジ) |
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組み合わせ可能な糸付き縫合針 (右記の要件を満たす糸付き縫合針) |
針形状 | 1/2circle(外科強湾) | |
針先 | Taper Point(丸針) | ||
針長 | 17~26mm | ||
糸形状 | Barbed Suture(返し付き縫合糸) | ||
糸サイズ | 2-0、3-0(USP規格) | ||
糸材 | 吸収糸、モノフィラメント |
*組み合わせ可能な当社内視鏡の具体的な機種名については取扱説明書をご参照ください。