観察性能と耐久性が向上。
高画質での膵胆道直接観察で、より確かな
疾患の診断・治療へ。
特長
近点画質の強化で、精度の高い診断をサポート
1.5-20mmの観察深度
膵胆道鏡検査において、狭い管腔内では観察対象が近すぎてピントが合わないケースがあります。CHF-B290は光学系の見直しにより観察深度が1.5-20㎜になり近点画質を強化。これによりさらに近接した観察が可能になり、微細な粘膜模様や血管走行の観察をサポートします。また、粘膜表面上の血管と組織がより見えやすくなる、オリンパス独自の画像強調技術「NBI( Narrow Band Imaging )」に対応。より高精度な胆管・膵管診断をサポートします。
-
φ1.3mmのチャンネル径
CHF-B290は先端部外径3.3㎜まで細径化されましたが、チャンネル径はφ1.3㎜に拡径されました。これにより鉗子挿脱時の摩擦軽減と挿通性の向上、鉗子チャンネル耐性の向上に貢献します。更に、鉗子無しの状態で従来機CHF-B260の約1.2倍、鉗子有りの状態で約10倍の潅流量を得ることが可能です。
耐久性と操作性の向上で、安定した手技をサポート
-
約2倍のゴム厚
CHF-B290では外径を維持したまま、湾曲部のゴム厚を従来機CHF-B260の約2倍にしています。
耐久性と操作性の向上
-
軟質部の搭載
CHF-B290では耐久性に優れ、柔軟に曲がる軟質部を搭載しています。
軟性部の座屈耐性・進退追従性の向上
軟性部は新構造、新素材を採用する事でマザースコープへの挿入時にシワや座屈が発生しにくく、手元側の進退操作に対する先端の追従性も向上しています。
-
湾曲部にRL受動湾曲機能を搭載
左右方向には外圧で湾曲がかかる受動湾曲機能を搭載しており、マザースコープへの挿通や抜去時の通過がスムーズになり、湾曲部への負担が軽減されます。
製品仕様
使用上の注意
・製品のご使用に際しては、添付文書及び取扱説明書を熟読頂きますようお願いいたします。
・細径スコープの製品特性上、愛護的なご使用をお願いします。
CHF-B290
光学系 | 視野角(最大対角) | 80° |
---|---|---|
視野方向 | 0°(直視) | |
観察深度 | 1.5~20mm | |
挿入部先端部外径 | ø3.3mm | |
先端部拡大図 | ||
軟性部外径 | ø3.53mm (先端より1390mmまで) | |
挿入部最大径 | ø4.06mm | |
有効長 | 1920mm | |
鉗子チャンネル | チャンネル径*1 | ø1.3mm |
チャンネル最小径 | ø1.23mm | |
最小可視距離*2 | 2mm | |
内視鏡画面上の | ||
湾曲部湾曲角 | Up : 70° | |
全長 | 2220mm |
*1 公称値 *2 内視鏡先端からの距離
ビデオ軟性胆道鏡(JMDNコード:36626000)
ビデオ軟性膵管鏡(JMDNコード:70143000)