2023年に肝外胆管造影目的のICG静注が薬事承認となり、
昨今学会でもIR蛍光法を用いた腹腔鏡下胆嚢摘出術のご発表も増えてきております。
また、日本蛍光ガイド手術研究会が発行している「術中蛍光イメージングガイドライン」では、
"ICG蛍光胆道造影は白色光による観察に比べ胆管解剖の同定率向上に寄与する(強い推奨)"とされました。
本ページでは、腹腔鏡下胆嚢摘出術における、VISERA ELITE III IR観察機能の活用事例をご紹介いたします。
外科用内視鏡システム VISERA ELITE IIIの3つのIR観察モード
VISERA ELITE IIIは、3つのIR(蛍光)観察モードがございます。
特に、IR+マゼンタモードは補色関係を活用し、蛍光箇所と、背景映像のコントラストを特に際立てる観察モードです。
腹腔鏡下胆嚢摘出術における肝臓と胆管のコントラストをご確認ください。
臨床動画紹介 「腹腔鏡下胆嚢摘出術」
東京大学 河口義邦先生よりご提供
-
機能紹介動画:IR+マゼンタ
-
機能紹介動画:IRモード切替
外科用内視鏡システム VISERA ELITE IIIのYellow Enhance(YE)モード
-
機能紹介動画
-
VISERA ELITE IIIは、黄色を強調させるYEモードがございます。
生体内に存在する黄色色素を含む組織を、内視鏡システムの色域調整によって強調表示します。これにより脂肪組織とそれに囲まれた、神経、動脈、尿管、胸膜などの視認性向上が期待できます。
Webinar動画紹介
-
急性胆嚢炎に対する腹腔鏡下胆嚢提出術の安全な手順 Safe StepsによるCVS作成をIR観察モードや、Yellow Enhanceモードを用いて解説いただいております。
-
蛍光胆道造影ガイドラインの内容も含めたICG蛍光法の最適な投与量とタイミングの考え方についてご講演いただいております。
腹腔鏡下胆嚢摘出術における、VISERA ELITE III IR観察機能の活用方法に関連した新規コンテンツは、
制作が完了し次第、本ページに掲載して参ります。