■参加費:2,000円
■対象:医師、メディカルスタッフ
代表世話人メッセージ
福岡大学筑紫病院 八尾 建史
21世紀に入り、上部消化管拡大内視鏡が一般の臨床でも容易に応用できるようになりました。
しかし、胃は食道や大腸と異なり、拡大内視鏡所見が大変複雑です。
統一した用語に基づき討論する場が必要と思い本研究会を開催しました。
本会は、VS classification systemに基づくMESDA-Gの診断体系と用語を用い
拡大内視鏡の診断を恒常的に行う先生の参加を原則としています。
本主旨に賛同頂き、胃の拡大内視鏡に真摯な興味のある先生方に参加して頂きたく存じます。
今回はウェブ配信のみですが、鮮明な画像やリアルタイムにディスカッションできるように
プレパラートと顕微鏡画像投影システムも用意しています。演題については、
大阪国際がんセンターから、胃NETの多数例について検討された拡大内視鏡所見(新知見)を
報告頂きます。また、日常臨床で遭遇するGroup2病変についての臨床的対応についても議論します。
興味深い症例も用意しています。奮ってご参加下さい。
■プログラム
1. 演題「異型度の異なる領域をNBI併用拡大観察で認識しえた早期胃癌の1例」
石川県立中央病院 消化器内科 山本 信 先生
2. 演題「非典型的な組織構築を呈した胃底腺型腺癌の1例」
順天堂大学医学部 消化器内科 阿部 大樹 先生
3. よろづ相談「組織生検でGroup 2となる,診断が難しい症例についての対応についてご意見をお聞かせください」
嶋田病院 消化器内科 矢山 貴之 先生
4. 演題「組織型の予測と深達度診断が困難であった組織混在型早期胃癌の1例」
高知赤十字病院 消化器内科 重久 友理子 先生
5. 演題「胃神経内分泌腫瘍の一例」
大阪国際がんセンター 消化管内科 森田 宗新 先生
6. 演題「PPI関連胃症を伴う背景粘膜に発生し、多彩なNBI併用拡大内視鏡所見を示した胃上皮性腫瘍の一例」
福岡大学筑紫病院 消化器内科 京山 一樹 先生
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